top of page
A. Nishiyama ​​​

4歳よりピアノを始める。

私立市原中央高等学校音楽科ピアノ専攻卒業。

フェリス女学院大学音楽学部器楽学科ピアノ専攻卒業。

もばら新人演奏会出演。

全日本アールンピアノコンペティションG級部門第3位、

併せてテクニック賞受賞。

これまでに、ピアノを清水美和子、落合敦、L.ナトチェニー、

副科ヴァイオリンを渡部基一、室内楽を名倉淑子の各氏に師事。

中学・高校の教員を経て、現在後進の指導にあたるほか、

クラシック音楽会や伴奏ピアニストとして活動している。

全日本ピアノ指導者協会指導会員。

​2018年度より、フェリス女学院大学音楽学部Fグループ常任役員。

♪ピアノと恩師と私♪
 
 私は、4歳からピアノを習い始めました。きっかけは、当時実家にあったオルガンを突然弾き始めたことです。母の鼻歌、幼稚園で習った童謡、テレビから流れてくる音楽・・・それらを耳で聴き取り、音を探しながら弾きだしたそうです。その様子を見て、母が近所のピアノ教室に連れて行ってくれたことが私のピアノ人生の始まりでした。ピアノも先生も大好きでしたが、小学生の時に先生が引っ越されてしまいました。最後のレッスンはブルグミュラーの「さようなら」とういう曲で、淋しくて悲しくて、涙をこらえながら弾いたのを今でもよく覚えています。 
 
 その後、もっと本格的にということで、毎年受験生を多く指導されている先生の下でレッスンを受けることになりました。未熟だった私は一から基礎を叩き込まれ、タッチについては特に厳しく指導を受け、平行してソルフェージュの学習も始まりました。
 また、先生のお宅には頻繁にピアニストの先生や音大の先生がいらっしゃって、様々な講座や公開レッスンを開いてくださいました。コンクールやオーディションを受ける機会も与えていただき、私のピアノに対する意識がぐっと高まった時期でもあります。音高時代はピアノ科の仲間たちと学校帰りによく演奏会へ行きました。
 
 私は、「移動ド」だったため、聴音の学習では苦労をしました。しかし、これも作曲の先生が早々に気づいてくださったおかげで、訓練を重ねてクリアすることができました。
​ ピアノに限らず、良い先生に出会えるか出会えないかで、その後の人生は大きく変わります。
 私は、運よく素晴らしい先生達に巡り合うことができ、今もこうしてピアノと共に歩むことができています。
                           
                       『 私が学んできたこと 』
 
 これを、ご縁があってお引き受けすることになった生徒さんには、心を込めて、誠意をもって伝えていきたいと思います。
 
 

(注)転載禁止

bottom of page